ムダ毛の基礎知識

ムダ毛を処理するからには、ムダ毛のことを知らねばなりません。まずはムダ毛がどのように生まれ、どのように死んでいくのかを学びましょう。

 

ムダ毛…すなわち体毛はどこで生まれるのでしょうか。ご存知のとおり、体毛は毛穴から生えていますが、体毛を生み出しているのは、この毛穴のずっと奥、血管のそばにある「毛乳頭」です。「毛乳頭」は血管から栄養を受け取り、周りの細胞に栄養を供給することができる機関です。

 

「毛乳頭」がほかの細胞へ活動を活発化させるよう指令を出すと、以降、「毛乳頭」を取り囲んでいる「毛母細胞」を含む周囲の細胞は、活発に分裂を繰り返しては数を増やしていきます。この細胞が増えるにつれ、硬くなって水分を失っていきます。この細胞が「体毛」となります。この細胞分裂が活発な期間が【成長期】です。

 

【成長期】がどれくらい続くかは、体毛の種類によってそれぞれ異なります。一定期間活発に分裂を繰り返した体毛にかかわる細胞たちは、いずれ、その活動を停止していきます。活動が穏やかになるごとに、「毛乳頭」と「毛母細胞」は離れていきます。皮膚の下に残った「体毛」は少しずつ皮膚の表面へ押し上げられていきます。これが【退行期】です。この期間の毛穴から生えている体毛は、少し触れるだけで勝手に抜けます。

 

「毛乳頭」と「毛母細胞」が完全に離れてしまうと、「毛母細胞」は細胞分裂を完全に停止します。「毛乳頭」は皮膚の中で眠りにつきます。この【停滞期】は体毛の種類にほぼ関係なく3〜5ヶ月、陰毛については1年程度と言われています。

 

毛穴の数は生まれる前に人それぞれ決まっており、変わることはありません。毛穴の奥にある「毛乳頭」および「毛母細胞」が活動できないようにすることが、体毛を減らすことにつながります。

 

【成長期】の毛穴は、「毛乳頭」と「毛母細胞」がくっついているため、双方に対して有効な処置ができます。【退行期】に入っている毛穴については、「毛乳頭」と「毛母細胞」が離れてしまっているので、「毛乳頭」に対する有効な処置は期待できません。【停滞期】この期間に入っている毛穴に対しては、有効な脱毛処理は一切できません。成長期に入るまで待つ必要があります。

 

何故ムダ毛処理に期間が必要なのか、ご理解いただけたのではないでしょうか。